2019.12.30

Spotifyを本格的に活用しだしてから良いバンドに沢山出会った。あとは鈴木を筆頭に、サブスクとレコ屋を漁り踊り狂う素晴らしい友人たちが色々教えてくれたり、Twitterで好みが近いdiggerや各所レコ屋のツイートをチェックして気になったやつを検索かける。そんな感じで絶え間なくいい音楽に出会え続けてる。去年までは好きなバンドの関連関連って感じの漁り方をしていたので別の世界の壁がまだあったけどこの一年でなくなった。スロウコア/エモ/ポストロックが得意なあいつ、60'sロックやハードロックから現代ベッドルームポップまでと凄まじい振り幅のあの人、サイケデリック/プログレッシブにまみれたあいつ。常々色々教えてくれる近い人たち、こうも綺麗に専門分野が被らないのが面白いなー。Spotifyで1バンド1曲でプレイリスト組んで各アルバムとかについて書きたいなー間に合うかなー。

 

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2019.12.29

色んなものやことがとっ散らかったまま年を越すことになりそう。もう諦めている。ここ2、3年はずっとこう。一息つく間も無く思考と作業に没頭しそれが終われば次はライブライブライブといった感じで。ここ2、3年はずっとこうで、これから先もずっとこうなんやろうな。それでいいのである。

12月は沢山ライブした。fireloopでまおちゃんという子の企画。去年?辺りからやたらと対バンが増えたFATE BOX。今年で一気に距離が縮まったな。この日ももちろんすごく良くて、マジで自由。好きにやってる。どのジャンルの音楽も痛快なポイントがあるとそれだけで興味が沸いてしまうよ。

Tick-Tuckでの恩師のイベントでは顔を合わせるのが何年ぶりかわからない友達が大勢。変わったり、ずっと一緒だったりみんなそれぞれだけど元気そうならそれだけで良い。俺が今も働いていてその上尾崎にいることに皆驚いていてそれが面白かったな。わたくし、意外と何も変わってないかもしれん。

SOCOREの毎年恒例年末イベント、blondyやthe seadaysと一緒だとずっと楽しい。リハ見ながらみんな強くなってる!って感動したり楽屋で「最近どう?」と近況を話し合ったり。この日で一気に年末が加速したな。何も連絡せず急に遊びにきた鈴木にテンション上がりビールをめちゃくちゃ飲んだ。とにかく楽しいことまみれで気がつけばズタズタの身体が家のベッドに格納されてました。さんきゅーごとく...。ここから一気に体調を崩しクリスマスに発熱して寝込んでました。その時初めてUberEatsを利用し大戸屋の弁当を届けてくれた名も知らぬダンディーナイスガイが俺にとってのサンタクロース...。ちゃんとしたご飯食べずにプリングルスや堅あげポテトたちで食を済ましていると俺みたいに体調崩れるからみんな気をつけてね。日々のサウナ、和食、それぞれの良い音楽を大事にね。

そんなこんなでズタズタの身体を平野台に一晩沈めたらかなりマシになりfireloopでのライブ納めを無事終えたのである。病み上がりの身体で自分らの爆音浴びながらSwanやHallelujahをやれたの凄く気持ちよかった脳まで響いた。みてくれていたあなたたちはどうでしたか。Birthdayは今まで一番しなやかにやれたと思う。最後のLuka、来年もあんな感じでシュババッ!とやっていきたい。Lukaは最高速叩き出すためのスポーツ。ライブはスポーツ。すなわち呼吸。呼吸と循環は全てにおいて重要なこと。そんなことを考えていると日付が変わってしまった。今年は思いもしない出来事まみれでした。どれもこれも全部「すきにギター弾いてたら起きた。」に帰属するので不思議なもんですよ。まぁでもギターより音楽との距離がずっと近かったな。この一年は。もっと生活の中に溶かしたかったので自分から近づいてみたら不思議なことが沢山起きた。フジロックに行けたのが自分の人生においてかなり大きい。あとはそうやなあ、mabutaの存在かな。そういうことばーっとまとめたいな。年間ベスト○枚とか。パッと1枚挙げるならKing Gizzard & The Lizard WizardのInfest The Rats' Nestな。

 

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鈴木の顔つきと風格がどんどん外人になっていってる。FUGAZIにいても違和感ない。

2019.12.7

2019年12月7日。あの日から17日も経ってしまった。

夏にYour Nameのオープンバンドの募集が急に始まって急に終わった。周りのNOT WONK好きな友達、ましてやメンバーにも何も言わずに加藤くんにメールしてみた。数日後本当に返事が来て実感のないふわふわしたものに覆われたのを今も覚えてる。もりかずと龍はいつかのBASEMENT BARとTHREEで開催してたオールナイトイベントに連れて行って共にNOT WONKを見たし、みずやんはずっと北海道に行きたいと言ってたし大丈夫やろう。俺がどれだけ話すよりも現地に行って体感した方が何もかも早い。こういうのは。日は変わって見放題のライブ直前、「12月に北海道 苫小牧ELLCUBEである得体の知れないイベントに出ること決まったわ。NOT WONKのな。よろしく。」とメンバーに言ったら爆笑された。良かった。俺ら以外にもオープンバンドに出てた人たちはこんな感じで決まったの、多いんやろうな。色々読んでて笑った。加藤くんのYour Name開催表明文にあった「バンドはタイミングと瞬発力だと思っている。」という言葉。それを見て集まった総勢24組のバンド。1/24の俺たち。そういう数字の一部になりたくないと思っているやつら。だからといってみんなで作り上げる一日っていう仲間意識なんてない。

ここ数日の中で一番早い起床時間、札幌市を出て鈍行電車に乗りゆっくりと向かう。1時間半かけて辿り着いた苫小牧は何もなく、背の低い建物ばかりで空がバカでかい。NOT WONKのOf Realityのミュージックビデオにある煙突と煙。まじで苫小牧まできた。俺らと同じくELLCUBEに向かうであろうピンピンなモヒカン頭のパンクスの後を追って無事到着。やっと顔を合わせて話せた加藤くんはフランクという文字があまりにも似合いすぎるほどにフランクだった。日本のフランク代表だ。今までライブハウスで死ぬほど緊張して話しかけれず仕舞いの俺はなんやったんや。ライブの流れの説明を受けて準備していたらあっという間にオープン。土曜の真昼間からフロアには沢山のお客さん。絶え間なくライブが続いていった。一瞬の出来事の連続。かつて難波ROCKETSで行われていたミナミホイールへのカウンターイベント「F.M.W」に近い雰囲気?いや、あれよりももっと何かの純度が高い。透き通っている。でも全感覚祭ばりに混沌としている。ゴリゴリのパンクが終わったと思いきや次に始まるバンドは俺の思うまさに北海道なファズの地鳴りと擦り切れた歌声。その次に演奏したHue'sのSwan。俺らが終えたあとにももちろん次のバンドが間髪入れずに始まって、終わっていく。機材を片付けて一息つく。その間もオープンバンドの演奏はひたすらに鳴っている。ELLCUBEという一つの場所で色んな時間の流れ方があって俺の脳はもう追いついていなかった。オープンバンドの演奏が全て終わって煙草を吸いに外に出たら日が落ちていて雪が降ってる。NOT WONKまで1時間ほどある。ビールを飲みながらホールで加藤くんが選曲したであろうBGMに意識を委ねながらジッと待っていた。不思議と誰とも話したくなかったな。あの時間。ふわふわした感覚のまま始まったNOT WONKのライブ。マックスボルテージとアダルトな音の隙間を行き交う。この目で見ていたけれど全然追いきれない。とにかく圧倒的で力強く優しかった。丸二時間のライブを見終わって、何も言葉が出てこなかった。そして日が経った今も上手く何にもいえない。かっこいい、悔しい、敵わない、どれもしっくりこない。そもそも言葉に昇華しようと試みているこれ自体が違うのかもしれない。苫小牧でバカでかく得体の知れない何かを喰らってから心身共に変な感じ。いつもと変わらずただ一つの記録としてここに書いておく。

 

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2019.12.6

AM4時頃、異音で目が覚める。俺ともりかずが寝ているベッドの前に仁王立ちのみずやん。キレる俺。立ってはいるが意識のないみずやん。それに気づくも恐怖のあまり布団の中で怯えるもりかず。引き続きキレる俺。自我のない動物化したみずやん。諦める俺。おつかれさまでした。(詳細気になる方は直接誰かに聞いてください。面白くはあるけどショッキングな内容になっておりますので。)

10時頃、全員起きて深夜の騒動に爆笑&ドン引きを繰り返しながらシーラカンスというスタジオに向かった。北海道は行くとこどれも建物がいちいちでかいなぁと思っていたけどスタジオも広かった。土地にゆとりがあるって本当素晴らしい。

スタジオを終え機材を乗せたタクシー組と徒歩組に分かれて今日のライブ会場Sound Crueへ。この日、空き日になる可能性が高かったけどNOT WONK加藤くんのおかげでそうならず済んだ。Sound Crueは昨日のmoleとは打って変わってTheライブハウスな造り。リハで「リバーブの具合が云々」と色々注文したけど全部面白がって応えてくれた。助かります。リハが終わってからはどうしてもマクドナルドのハンバーガーとポテトを食らいたくなった俺はみずやんを引き連れて北海道のマクドナルドへ。地元の学生たちが沢山いて、聞こえてくる言葉が大阪とは全然違ってまじで北海道にいるんやなって実感した。「当たり前が違う」が一番「旅先にいる」と実感させられる。そんなことを考えながら無事、グランガーリックペッパーにありついた。

いつものごとく珈琲を飲みたくなって喫茶店を探すも18時を越えると近くのお店はもう閉まっていた。しょうがなく近くのセブンイレブンで新しい珈琲(青いやつ)を買って外でボーッとしながら飲んでいた。風がなけりゃ苦にならない寒さ。冷たさ。芯から冷えるということは案外なかった。DaughterやSleepy.abを聴きながらスタートまでの時間を過ごした。

俺の思う「北海道」なバンドがHue'sの出番前にいた。音出しから太く重い爆音を吐き出してて、本番はそれ以上の調子で破壊に次ぐ破壊。物理的なことではない。見ていて清々しかった。年はいくつなんやろうか、やっぱりブッチャーズとか好きなんかなって思いながら楽屋に戻って準備していると最後の曲が限りなく優しく暖かい雰囲気。その振り幅はずるいし歌がめちゃくちゃよかった。普通に圧倒されて気合入った。その後の僕らは4曲しかやらんかったけどmoleの時よりはスカッとやれたと思う。最近またBirthdayが楽しくなってきたな。

ライブ後、気になっていた珈琲焼酎たるものがあり飲んでみた。3杯を超えたあたりから記憶がない。ラムといい、珈琲系のアルコールはやばい。みずやんと龍に宿へ連れて帰ってもらったんやっけな...。あ、北海道の貴重なHue'sのお客さんが鮭とばを差し入れてくれた。めちゃくちゃ美味かったことだけは覚えている...。

 

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2019.12.5

昨晩宿に着く前に食べるつもりで買ったカップラーメンを食べてシャワーを浴びて二日酔いと思われる気怠さはもうなかった。水を買いに近くのセイコーマートへ歩く。街は積もった雪で白く光ってる。ひんやりしてて気持ちがいい。寒くはない。部屋に戻って荷物の整理や今日のライブの準備をしてると龍が起床。シャワーから上がって「髪切りに行ってくるわ。」って言い外に出てった。まじかよ。そのあとみずやんともりかずも起きてきて皆昼飯を食いにバラバラと行動。俺はススキノ、狸小路あたりをぼーっと散歩した。適当に入った喫茶店に豆柴がいめとても癒される。

昼過ぎに再び集合しライブハウスmoleへ。深夜はクラブとしても営業するらしいmoleは広くアダルトな造りをしていたよ。みずやんの古くからのお友達、さよならミオちゃん日野くんとようやく対バン。ヤマト・パンクスのお見舞いに行った時とかに顔を合わせることはあったけどライブを見るのは初めてやった。思ってたのと違った。空気がギャリギャリ鳴る青いパンクで何故かグッときた。自分たちのライブは結構苦戦したな。ハコのマーシャルでライブすることなんかほとんどないからもう頭を使いまくった。うぐぐ...といった感じで30分終わってしまったのでかなり敗北。を感じていたもののCDを買って行ってくれた人がチラホラといたので嬉しかった。SEAPOOLの引率で来ていたパンゲア中井さんと最近の話とか適当な話をしてmoleはおしまい。みずやんは日野くん達と飲み放題がバカ安い居酒屋へ。それ以外のHue'sメンはぐいぐい酒を飲む気分でもなかったので寿司屋にインし大阪とは明らかに違う豪勢な寿司たちを堪能しこの日を終えた。

宿に戻ってからゆっくりメンバー4人で少し飲んでから眠ったっけな。まさかあんな事件が起こるなんて思いもせずにな。

 

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2019.12.4

4日の晩から8日の朝まで北海道にいた。高校の修学旅行ぶりの北海道。あの時の記憶は一切ない。イヤホンを離せない高校生活だったもんで、まぁそれは置いといて。

4日の昼下がりに伊丹空港から新千歳空港、そこから電車に乗って宿のある札幌市内へ向かう。停車し、ドアが開くたびに入ってくる外の冷気が大阪や東京と違う。段々と白が深くなっていく。ようやく宿の最寄駅についた。階段を登って地上へ。少し雪が降っている。昨日はよく降ったのかたくさん積もっているな。間違いなく北海道に着いたみたい。Hue'sを始めてからは目が回る速度で色んな土地に行ってるので遠く離れた地にきても、なんというか、実感があまりない。今までどこ行ったっけ、南は福岡や山口、北は東京止まりか。今回は北海道まで来ちゃったな。宿にチェックインしたら前々乗りしていたみずやんが迎えてくれた。既に少し酔っている?居酒屋で知り合った開業医と飲んでたとか。みずやんはどこででも誰とでも仲良くなるな。羨ましい。荷物を下ろしてからいざススキノへ。凍った歩道を上手く歩けないみずやんは何度も転んでいた。狭くて雰囲気の良い店でジンギスカンを食べてからドンキでインスタントカメラを買い、明日から立て続けに行うライブに備えて眠ろうとしたらギネスを置いてるバー?パブ?を見つけてしまった。ジンギスカンの店で結構酔っ払った俺は意気揚々とバーに入りでかいサイズのギネスを2杯ほど食らってからみずやんとスタッフとで宿に帰った。ジンギスカンはほとんどトイレで出してしまったよ。サッド。LINEの履歴を見る限り、この時点で3時過ぎ。森と龍ともう一人のスタッフはこれからもう一軒行きラーメンを食べてから帰ってきたらしい。タフ過ぎる。そんな感じで初日の夜が終わった。目を覚ましたら8時過ぎ。もちろんみんな寝てる。ひどい二日酔いを引きずりながら湯を沸かし、煙草を吸おうとベランダに出たら白で反射した街があった。間違いなく北海道にいた。


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2019.12.7

ポジティブな気持ちな方が色々と書き残したくなる。今日のELLCUBEが終わって少し打ち上げて、ホテルに帰ってきて弦を張り替え今から眠る。始まるまでは果てしないの1つだった旅が明日で終わり。終われば数日安息の地に身を沈める。スローコア。普段のライブのように車で移動、運転をする必要がなくその上毎晩布団で寝れることが心身にとって優しすぎることに気づいた。重い機材とマーチを持って移動するのもある程度は疲れるが。

北海道、はっきり言って舐めていたな。興味のないものばかりが増えるだけの日々に鋭く根の太い爆音を沢山喰らった。カオスの中にある一瞬の煌めき、空気が揺れてこの目で見える。全部が一瞬にして繋がる瞬間がいくつかあった

 

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2019.12.4

先月のファンダンゴからまたライブまみれの日々が始まった。要ると要らないの判断なんかする間もなく無駄がすり減っていき意外と体調は崩れないし身体は動く。止まれない場所に身を置かないと俺はすぐに落ちて、再起動するのにかなりの時間を要するからなんだかんだ言って少し安心している。これから年明けにかけて続くバカみたいな行程に。

そういえばちょうど一年前もこんなことしてたなあとか思い返すのは簡単やけど、絶え間なく揺れ動き過ぎてく毎日を大事にするのはどうしてこうも難しいのか。気が触れる一歩手前と安心を埋め尽くした世界、どちらも本当にタチが悪い。

北海道、bloodthristy butchers/BUGY CRAXONE/the blondie plastic wagonの生まれた場所。うーん、想うことは色々あるけれど考え過ぎていいことはないのでいつも通りばーんとぶっ壊すだけやな。

 

 

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西日、逆光、全部止まってみえる。音はない。

 

https://www.last.fm/ja/user/oshimakira

 

2019.11.12

目も耳も中途半端に肥えて良いもの、悪いもの、興味がないものの判断を一瞬でしてしまうようになった。それが良いのかがずっと分からないでいる。そうして段々と人と話せなくなっていきすぐ塞ぎ込んでしまう。これは良くないこと というかそうは在りたくないなと思う。そうなってきたらまず、初心に帰る。ずっと好きだったものに頼ってみる。

11月9日(土) 梅田 CLUB QUATTRO、細かいことを沢山確かめる気で見に行ったけどそれどころじゃなくなった。人ってあんなにも変わらずにいれるもんなのか。サラッと出てきた瞬間、ライブハウスで感じたことのなかった空気にガラッと変わった。緊張と強い覚悟。あの頃と同じであろう2tone sunburstのテレキャスを持ってハーモニクスをポローンと鳴らした瞬間、張り詰めいた空気に夜明けの朝日よりも眩しく優しくて温かい琥珀な色があのデカいクアトロのフロアにばーって広がった。歌詞とは違う何かを口ずさみながら連なる複雑なアルペジオと首の角度。歪み切ってないもののなんと言ってるかギリギリ聴き取れない前のめりなシャウト。指揮者みたいな動作の意図は相変わらず見えないけど、とにかくぼくはあれが好きで、何故かすごく安心してしまう。斜陽の2番Aメロ、ギターを弾かないとこでずっとなんか言ってた。自分の作った音楽に取り憑かれたように狂う高橋國光をまた見れて、本当に、不思議な気持ちになったよ。自分の中のトラウマとかずっと塞ぎ込んで無かったことにしていたものたちが全部開いた。みたいな時間。比喩。

いなくなった画面の向こうの人たちへの執着は一切ないんやけど、いざこうやって目の当たりにしてみたら自分が思ってた以上に思い出とか憧れを当てつけていて、それを持って生きてたんやなあと。また表立った活動してくれて嬉しい。あの頃の残響は斜に構え続けていた高校生の俺の拠り所やったので、高橋國光の作る音楽はどれもこれも安心できる場所になる。優しいものに触れると心が崩れ落ちる。落ちた。

 

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2019.11.8

サウナと水風呂がいいのはもちろんのこと、走ったのが結構効いたっぽくてやけに体の調子がいい。バキバキになった身体を水風呂に沈めているとき、後頭部の奥底からジワーッと目が開いていくのを感じた。飲みすぎて頭が痛くなってきたときの感覚に似ていたけど。思えば、先月の20日のANIMA以降ライブをしていない。ライブがなけりゃ、派手に身体を動かすことはない。日頃から身体動かさないとそりゃ頭も動かんか。すごく腑に落ちたのでちゃんと運動しようと思い、今日も走ってきた。筋肉痛が酷かったけど問題なく走れたしタイムも距離も伸びて驚き。バキバキになりたい。

先日WARPにピアノガールを見に行ってきた。バンド数が多いから転換リハ。そこでWind Chimeやって長い間奏からそのまま本番に入っていってめちゃくちゃ痺れた。俺はハイネケンを片手に電車を乗り継ぎ吉祥寺に向かっていて、ピアノガールのライブ中もひたすら飲み続けていたので中々に酔っ払った。最高に気持ちが良かった。普段ピのライブをベロベロで見ることなんかないから楽しかったなあ。秋さんに凄い勢いで頭突きされてちょっと酔い覚めたけど。蹴ってごめん秋さん。あの日くらいからか、もう寒い日がずーっと続いてて少しでも油断したら気が滅入る。だからこの冬はライダースばかり着よう。来週に迫ったライブに向けて色々バキバキに仕上げたりCDを焼きまくったりせねばならぬ。10月なにもやらなかった分取り返すぞ。ただふわふわしてるだけじゃ面白くないからな。音楽も生活もパンチやフックが効いてないとダメなんや。キングギザードを目指して。

最寄りのコンビニがラッキーソフトを切らしていたのでボックスを買って一日吸った。たまーに切らしているところに遭遇して、「まぁ別にボックスでもええか。」と躊躇なく買うんやけども、味が全然違う。今までは気のせいか?とぼんやり流していたけど明らかに違う。ボックスはバツバツしていて固い。生真面目な味がする。ソフトは葉が詰まりすぎておらず、程よいヘロヘロ具合。なんか気になったから書いておく。

 

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