翌日、心のチューニング

俺にとって大きすぎる人たちが同じ場所にいた。じぇにーはあれから25kgも痩せたと言ってたし鈴木は金髪になっていてやけに似合っていた。元がイギリスの人みたいな顔なんよなジミーペイジよりも遥かに。じゅんやはいつもみたいに俺との話し方がすっかり飛んでしまってぎこちなかった。まだ誰かいた気がする。あれはどこだったのか。今朝見た夢の話。

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根来真嗣1人で走り切ってくれて彼の家に着。運転は俺に代わりあと1時間だけ走る。機材を下ろしに寄った十三のスタジオで龍は何故か吐きまくっていた。珍しい。朝5時過ぎだというのに騒がしすぎる御堂筋 なんばを見て3人ヘラヘラ笑いながら帰宅。マフにご飯を出して雪崩れ込むようにソファで寝た。

いつもなら夕方ぐらいまで寝てしまうが昼過ぎには起きれたので支度をして梅田に向かった。時間があったのでしばらく行けてなかったディスクユニオンへとりあえず。ここに来ると今どういうモノを探しているか/求めているかが炙り出される。自分がわからなくなった時は無心で棚全て見るをオススメするよ。見えてくるもの必ずある。思わず手を伸ばしてしまうCD/レコード/書籍がきっとある。音楽を信じていたりどうしようもないくらいに縋りついているのであればな。1時間半ほどかけて全て見て買ったのはシドバレットのソロ1st、ドアーズのブート盤、ビートルズPaperback Writerの3インチシングル、ベストの1、ステッペンウルフの1st、こんな感じ。5枚で3,000円くらい 良い買い物した。プログレッシブ/サイケデリックに傾倒していた時期のことを考えると良い感じにバランスが取れてきたようにおもう。ずっと探しているカーティスメイフィールドのアルバムに中々出会えない。どこにいけば買えるのかSHORT EYES情報求む。

すっきりとした気分でディスクユニオン近くのCEDARWOODへ、途中のライフで6缶パックを買って。流石に返さなきゃなってレベルで行くたびに何故かいただきまくっているので。

パリッとした店構えと並べられている服たちがあまりにかっこよすぎるのでいまだに扉を開ける時は背筋が伸びる。中にいる甲來さんとあっきーさんは非常にフランクでナイスガイなんだけども。2人とはお店の服はもちろんのこと、クリエイティビティとはなんぞやとかファッションと音楽、カルチャーの親和性とはみたいな話が止まらなくなり脳がビリビリして時間が飛ぶ。「進撃に向き合った結果そのことを誰かに話すと"気難しい"で済まされちゃうんすよね」と甲來さんが言っていた。めちゃくちゃわかる。小1時間ほどビールを飲みながら(結局)そういう話をしまくって、そういえばと忘れないうちに頼んでいた靴を出してもらった。半年前にここでオーダーしたものが出来上がった連絡が来ていたのでそれを取りにきていたのである。今後のことを考えると決して高くはないと思える(思いたい)最高な靴を手に入れた。そういう長い目でみるとここに置いてあるものは全てそんなに高くはない。引き続いて話が止まらなくなっていたのでサンダーバードをちょうど降りたyukoをお店に呼んで4人で色々話していた。彼女も何故か一着買って酒も飲み、ご満悦で2人して帰った。

この土日をCEDARWOODで締めるとは思ってもいなかったけど、おかげで今も脳がビリビリしたままで在る。音楽も服も飯も、作り手や伝え手の顔が見えると全部一直線上にあるように思えて気分が良い。

 

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