Pangeaでのライブを終えて、いつもの順序で機材をおろして皆と別れ帰ってきた。今夜は月がでかくて明るい。月の明るさをありがたく感じれるって自分にとって良いことやったんやな〜と最近気づいた。月がどうとか、今日は磯の匂いが濃いな〜 とか。
今年入ってからライブハウスでよく会うバンドナンバーワンと思われるULTRA CUBは今日も滾るショウを魅せてくれて気合が入りましたわ。自分たちの意図してないところで共演が重なり、おはようとよろしくの次には冗談交えた適当な話ししてる。あーバンドってこうやって仲良くなっていくんやったなぁ。mabutaとかthe seadaysもこんなんやった。人を知れば出してる音や漂ってる雰囲気の印象がかなりはっきり見えてくる。これは音楽として良いのか悪いのかはわからないけれど俺はこの過程がすき。初対面で話しかけざるを得ないぐらい完璧で絶対的なバンドがいれば話は違ってくるんやけど。そういうやつにならなきゃなぁなりてぇなぁとすごく思う。一切見えなくて果てしなかったモノやコトがようやくズバズバと可視化できるようになってきたのでそれを自分じゃない誰かに伝えなきゃな。
そういえば、ULTRA CUBの新しいサポートギター こーた君がかなりグッドなプレイヤーでして。打ち上げではプレイと機材両方の話でかなり盛り上がって色々教えてもらった。対バンでトキメキが止まらないほどのギタリストって本当に数えるくらいしかいないんやけども、久々にグッと気持ちが動いたような気がする。ギター心がある人のギタープレイは見ていて気持ちがよろしすぎます。出口君とはまたタイプが違って、まだ言語化できるほど見えてないけれど素晴らしいギター弾きでしたわ。
１日通して楽しかったけれど、何故か心身ともに疲労がすごくてすぐ寝てしまった。好きなものや興味があるものが増え続けていて頭の調子がとってもよろしいけれど、両手が中々追いついておらずもどかしい。キャパシティはどんどん大きくなっていってる感覚はあるけど、要らないノイズだと感じるものも増えてきている。夏はとっくに始まってる。
