昼からfireloopのスタジオへ。隙を見てちょくちょく眠れたので心身にヘヴィーな重さはない。着いたら既に龍がいてデモかなにかの歌入れをしていたのでロビーでTOKYO CALLINGのセットリストを考える。みんな揃って、セトリはサラッとオッケーが出たので通してみた。10分巻くらいで終わってしまう可能性が出たので龍の要望に沿いながら曲を増やしていったらえらいことになった。コーリング、来る方はお楽しみに。Hue’s史上1番の疾さが出ると思う。酷い残暑に突風が吹くよ。
スタジオが終わってからそのままFireloopでblondyとFATE BOXのツーマンを見た。FATEの4ピース体制を見るのは初めてだったけど中々面白かったな。これからかずくんがどんどん自由になっていくのか、それとももっとかっちりしていくのかが楽しみ。どっちでもない可能性が大いにあるな。
blondyは見れば見るほど「いいなぁ...。」と思える点が増えてきた。高野がどんどん剥がれていくしそれを越えてくる勢いでアカネ嬢が力強くなっていってる。大地のドラムに関しては、いつ見ても気持ちいいくらいにバカスカと太鼓を鳴らしている。この日はそういう大胆なプレイよりも細かいニュアンスの出し方がめちゃくちゃ綺麗にハマっててびっくりした。高野も大地も器用すぎる。前半はヒヤッとすることが数回あったけど後半の向日葵から最後にかけてはなんか、呆気にとられた。率直に感動した。背中で感じる歪んだギターに突き動かされるものはいつだって強いな。改めてそう思えたよ。blondyを何のフィルターもかけずに見ることはもう出来ないけどライブが終わって真っ先に口に出たのは「良かった。」だったから、本当に良かったよ。
ライブが終わってから遊びに来ていたまさしさんと色々話した。まさしさんは高校の時の一個上の先輩。俺がバンドを始めた頃から今に至るまでずっと見てくれている数少ない人。まさしさんと話しているといつまでも17才と18才な気持ちになる。今年でもう24歳と25歳なんて信じられない。軽音部関係の人と会うことはどんどんなくなっていくし誰がどこで何をしてるかわからないことが増えていく一方。まさしさんとは不思議と定期的に突然会えるからその度そういう話をする。むやみやたらに尖り続けていた頃、めちゃくちゃな話を嫌な顔一つせず全部聴いてくれて今もなお気にかけてくれるまさしさん。牧師かなんかですか。中々に尊い。会う約束をしなくてもまたそのうち遭遇するやろうけど、たまには予定を決めてコメダにでも行きたいなあ。みんな元気にしているんやろうか。
たまーに会える人たち、皆変わってなくて安心してしまうな。俺は結構変わったかもなあと思いながらfireloopを後にして終電へ。待ち合わせはしていなかったけど偶然同じ車両で居合わせて二人ともデスキャブのTシャツを着てた。一緒に尾崎まで帰った。