頭の整理がつかずボードをバラしてみるも、要ると要らないの判断がつかなくなってしまった。基礎となる部分は変わらないにしてもその時々で出してた音とか思考回路は二度とパッと出せるもんじゃないので記録していくことにする。
2016 10 19
Hue’s初ライブ時。遊びと無駄の塊。この時出してた音は今もYoutubeにある「マリーちゃん狂う」の音はこのボードだと思う。初期曲は手数と必要なエフェクトが多い。アンプはハコのJC-120。
2016 12 21
初ライブでの右肘骨折を経て無駄が多いと気づきこの数に。メイン歪みだったRUBY STONEは音が綺麗すぎて当時の荒くれたバンドアンサンブルではどうしても埋もれてしまうから凄まじい馬力と突き抜け具合を誇るBOSS OD-3(高校生の時から数年かけて最強の状態へ自分で改造)へ移行。歪み三段階とRE-20。爆音の中エコーで揺らした時のバランスだけ考えてたボード。
2017 7 11
Youthのシングルを取った時の足元かな。初代ドラム鵜野からもりかずに変わってバランスが取れて細かいニュアンスが出せるようになったからブルースドライバーにしたんやと思う。Heineのキラキラしたギターっぽくない音はブルースドライバー下にある水色の歪みとPOGとBOSS DD-7のモジュレーションモードでディレイタイムゼロのコーラスとして使って出した。その組み合わせにするとアタック音がハッキリ出なくなってふんわりする。Big skyは買ってみるも全然使いこなせずほとんど踏まず。ここからアンプはSOVTEKに4発オレンジ。
2017 9 27
How are you?の曲たちを作り出した頃。メイン歪みがMAXON OD-820。これはクリーンミックスされて右手感がどストレートに出る。さらにSick asもクリーンミックスのゲイン回路が採用されてる。何故ここまでしてクリーンにこだわってたかというとクリーンミックスの歪みの上からオンにするマフの音が一番抜けて圧も輪郭も凄いことになるからである。
2018 2 7
How are you?のレコーディングを経てボードをペダルトレインに新調し組み上げた。流石に音痩せが気になり出したのでTRIALのB-1をバッファとして入れた。Youthシングルリリース後にぶっ壊れたPOGをようやく直してボードイン。ロシアンマフの調子が悪くなったので現行のナノマフへ。綺麗な音像とギラつきが欲しかったのでRUBY STONEが再び舞い戻る。この頃にはもうBig skyも使いこなせて6プリセットぐらいまで。DL4は強発振と弱発振とミドルディレイの3プリセットかな。DD-7はスーパーロングディレイでクドい余韻要因。
2018 5 2
メイン歪みがTRIALのBite Distortion。爆裂ブーストのマフがラムズヘッドに。広がりと空気を含んだ歪み/オーバードライブよりも一直線でブレがなく硬質。それでいて広いニュアンスを出したかったのでBiteを導入。ディストーションで作るクランチはザラつきと硬さが最高。”あの”ラムズヘッドの本物を手に入れてガンガン使い始める。
2018 11 28
このスタイルが一番長く続いたと思う。重く壁な音を出したいときはトライアングルマフ。最後に繋いだラムズはスピーカー全域を鳴らすイメージ。手前の空間系達を同時オンすることによって限りなく広げることができた。ラムズヘッドの良いところって、どれだけ同時オンしても破綻せずしっかり抜ける音域が出てくれることだと思う。それができるゲインの程よさとレンジの広さ、そりゃみんなこぞって使うなって納得した。トライアングルもロシアンも意外とゲインが高い。だから破綻して抜けなかったりムームー鳴るだけになる。現行でラムズに近いニュアンスが欲しかったら一番オーソドックスなBig Muff Pi Originalを手に入れたらいいよ。ナノじゃなくてな。あのデカイ筐体、実は無駄じゃなくて出音に関係してるからな。持論やけど筐体のサイズはレンジと空気感に影響もたらしてる。(ラムズヘッドは酷く金欠の時に売り払ってしまった。)
2019 7 3
これが最新ボード。バラしたけど。やる曲によって左の小型ペダルトレインも使ったり使わなかったり。
こう、並べてみるとSick asとRE-20が完全に不動でそれが以外はその時々の心境、マイブームで入れ替わってる。これから組むボードはどうしようか...。