2019.7.30

数百キロの距離があろうとも一度足を踏み入れてしまえば近く感じるなあ。あまり働かず全国各地に遊びに行った7月の終わりが近い。どれもこれも選び取ったのは自分ですが処理できぬままに次の新しいものが押し寄せてくるから心が常にぐらぐらしている。

連日の雨でぬかるんだ地面。信じられないくらいに泥まみれになっても、服もジーパンも絞れるくらいに濡れても気にならない。この歪みこそが愛だよって歌った後、マヒトがHIWATTのVOLUMEツマミを思いっ切り右に回してWHITE STAGEに響き渡ったファズギター。避難警報が出るほどの雨が降りしきる中、雨具とテントに弾ける雨音と言葉みたいなアルペジオが溶けてた。居なくなった人を愛おしく思う間を与えてくれないほどに頼もしかったフロントマン、ベンの力強くて優しい歌。正式に加入した二人のメンバーのプレイも素晴らしいもので。Cath...でのデイブの音の置き方は本当に感動した。あの曲どこまでよくなるんでしょうか。こう、挙げだしたらキリがないのでゆっくりまた考える。俺の思う音楽が無数に在った。

 

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