2019.6.4

いつのまにか終わってた5月。頭にはAmbi-waveのレコ発 PK Shampooとツーマン。それが終わってから5月上旬はライブがなかったので東京や長野に逃げ込んだりした。何からかは分からんけど。解脱と称して新幹線に乗り狂い踊ってばかりの国の新譜「光の中に」を聴くのは最高に爽快でした。未開の地ではあったけど、知ってる気がした長野県。何もかも終えたらあそこで暮らそうと思う。なにもなくていい。なんかしらありすぎる方がキツイよ。贅沢な悩みかもしれんけど。鈴木は相変わらず元気ではなかったけどヘラヘラしててアホやったよ。あいつに半年会ってなかった間にお互い色々あったみたいで結局2時ぐらいまで飲んでたっけなあ。Good News for People Who Love Bad Newsって感じでしたわ。いつもみたいに鈴木診察で勧められたバンドを大量にメモって翌日から漁り始めたわけですがどれもこれも良薬。まぁただ、CDがなさすぎる。あとHIP HOPやテクノたるものも混ざり出したのでレコ屋で発掘するのが一苦労。手に入れてからずっと聴いてるのはDoshのThe Lost Take。ヘロヘロなフレーズが癖になって心地いい。寝れるし無になれる良いアルバムです。Hymies Basementが一向に見当たらないし日本語記事も少なすぎる。あいつはこんなバンドばかりどうやって発掘しとるんや...。

mabutaでギター弾いたのも全部5月になるんか。もう何ヶ月も前に感じる。WARPでやったときは緊張とかに負けたけど、GROWLYと2ndLINEはめちゃくちゃ気持ちよくやれたんよな。mabutaはもう好きとかいろんな気持ち通り越してこれは愛やなと自分で思ってしまうくらいの存在。曲、音、人、ライブ全部が良い。あんな同い年がいて幸せやし互いに強く大きくなっていきたいよ。夜遅くいつものコンビニに集まって煙草吸いまくりながらどうでもいいことをよく話してたっけ。って錯覚を起こしそうになるくらい今じゃグルーブってやつは抜群やと思う。まじで毎日会いたい。俺が5個上くらいのお姉さんだとしたら裕人を養ってしまいたいくらい好き。

mabutaで数本ギター弾いてから、「リードギターたるもの...」というのを考えるようになった。よくあるフォーピースでツーギターのバンドならリードギターなんかなくても大体成立すると思うんです。キーと歌とリズムさえあれば。だからリードギターなんか本当に「所詮上物」なんやなって。逆を言えばリードギターのセンス1発で曲の深みや見え方なんか無限に変えれるってこと。フォーピースバンド前提の話な。ズバ抜けたバンドはたくさんいるけど、その中にズバ抜けたギタリストなんかそうそうおらん。世間的に今のインディーシーンや売れてるバンドのギタリストの見え方ってどうなっとるんかめちゃくちゃ気になる。知ったところで俺の思考は変わらんのやけど。

あと、5月よく聴いたCDの話。上旬はずっとマヒトゥザピーポーのソロや踊ってばかりの国、nuuamm、Ropesといった限りなくアンビでオーガニックなものばっかり聴いてました。音圧が極力無いのが欲しかった。それを経てからマリリンマンソンやCrypt cityのライブ盤やらを。凄まじい反動。あとは友達のバンド。mabutaやCRYAMY。長野に行ってからPinback、Rob関連のバンドはどれを聴いても泣きそうになる。なぜ。色んなきっかけがあってEric Claptonを漁ってたらヤードバーズEric Claptonと知って驚いた。三年前くらいにジェニーに貰ったCDの一枚にヤードバーズがあってそこがそう繋がるとは思ってもいなかった。貰った中にはテレビジョンも居て、それは吉村さんを深く掘ってた時に名が出てきて驚いた。俺になんかしらを与える人はタイミングが全部絶妙すぎる。そんな綺麗にいく?ってくらい。ジェニーは元気にしているんやろうか。あいつがいなけりゃ鈴木もいないわけやし、あの2人がいなけりゃ俺は今頃どんな人生を送っていたのか。恐ろしい。そんなことを考えていた5月。これからは夏が来るから余計止まれないよ。速度は出来るだけ落とさず、もっとはやくはやく!

 

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