2019.3.16

THE NOVEMBERSの新譜は相変わらず振り幅が凄くて面白いし単純にかっこいい。To(melt into)とzeitgeistのコアな部分を抽出した感じ。その2枚を知った当初は全く理解できずやったけど今になってやっとわかる。潤哉と二人で名古屋までcinema staffTHE NOVEMBERSのツーマンを見に行ったことあって、ちょうど5年前の3月。ノーベンバーズにどハマりはしてなかったけどCDは持っててたまに聴いてたくらい。潤哉に誘われて高速バスに乗って雨の中UPSETまで行った。一曲目のアマレットが始まった時の空気は未だに覚えてて、小林祐介の白金な長い髪に赤いチェックのシャツと曲の歌い出しと芯まで冷え切った自分の体がやけにマッチしていて、そこからノーベンバーズに惹かれ始めたなあ。やってた曲はアマレットと上に書いた二枚のアルバムの中からと、最後はGIFT。この頃はよくGIFTでライブを終えていた。触れたことのない形した音楽が空気になってたから理解に時間がかかったんやと思う。そのタイプの方が長く深く好きになれるのは性格なんやろうな。

肌寒い日がまた続いてる。繰り返しの毎日の中を少しでも変化を見出して飽きず過ごす為には沈んだり浮かんだり、それくらいしかやることがない。その変化をくれるのは好きなバンドの新譜や友達のバンドのCD。あとは好きな人たちの言葉。読むだけでその人の頭の中を分けてもらえた気がしてスーッとする。昔は何でもかんでも0から100まで知っておかないと気が済まんかったけど今はもう3とか47とか79だけでよくなってきた。そうぞうりょくが大切なんですよ、ようは。

この前頂いたthe seadaysのフルアルバム、発売日まで我慢できるわけもなく聴いてしまった。数えきれんくらい対バンして触れてきた楽曲たちが作品として形になることってこんなにも素晴らしいものなんか。シーデイズといるときはいつだって楽しかったしこれからも楽しいんやろうな。次の対バンいつやっけ。まだ決まってないんじゃないか...??

 

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高野が読みたいというので久々に引っ張り出してみたら買った時ハマってなかったナインチネイルズ、マーズヴォルタニューオーダーその他多数の記事が載ってて驚いた。snoozer復活してくれへんかな。