2019.2.28

楽しみと不安が入り混じってた2月27日が無事終わった。

2017年8月6日のことは今でも鮮明に覚えていて、全部超えていきたかったし一旦全部終わらせる気持ちで本番を迎えましたよ。区切らんと前に進めんしそういう気持ちをはっきりと自分に言い聞かせたほうが切り替えれる。

PK ShampooとCRYAMYのお客さんで溢れかえったファンダンゴはフレッシュな空気に満ち溢れてたな。純度とは違う別の何かが大半を占めていたけど。ファンダンゴの独特の鳴り方、構造、空気。全部味方に出来たんじゃなかろうか。CRYAMYを階段の上から見てたけど、謎の吹き抜け空間に音が飛んで反響して波動になってるのが目に見えてすごく面白かった。こんな話、メンバーとか対バンの仲良いやつに言っても「は?笑」で済まされるからあんまりしたくない。ここにはなんでも書くけど。

CRYAMYはどんどんと人とは違う別の生き物になっていってる様に見えてドキドキする。気迫とかギリギリでヒリヒリとしてる感じっていうのは練習しまくるだけじゃ得れんもの。それの塊。いびつで、剥き出し。ファンダンゴにマッチし過ぎていた。ギターのレイが凄まじい量の血を流しながらライブしててグッときたんやけど、終わってから悔しがってたのを見て更に好きになった。レイ。「血が弦にこびりついて固まったら、ピッチ狂いまくるんですよ...」って悔しいそうに言ってきて好きが溢れた。ピッチはいつも狂っとるやんって思いながら。でもあいつのギターは俺よりも遥かに人の心を動かせるプレイで、負けたなあ。少なくとも俺の心は動きまくった。しばらくの間足りてなかったのあれかもしれない。俺も高校生の頃は毎回のように血だらけになってたから分かるけど、あの量出血しながら40分近くライブやり抜いたレイはまじですごいよ。弦とピックに血がついたらニュアンス変わるし指がどんどん麻痺していくからな...。まぁCRYAMYは昨日もギリギリで、ヒリヒリしててワクワクしたよ。

PK Shampooに関してはもうなんも言えんな。ヤマトくんの歌が建物に鳴り響いてたら嫌でも走馬灯が見えてくる。

打ち上げは居酒屋の閉店5時までしっかりやって解散。うちのメンバーがバーストし過ぎて大変やった。勘弁してほしい...。カワノのバーストっぷりは見事で、彼の携帯が真っ二つに大破した。スマートフォンも逆パカできるんやな

朝になりきってから家ついて、ごとくと平野台行くために起きておこうとギター弾いてたら30分くらい気絶しててびっくりした。思ってたより心身ともに疲労してたみたい。抱えっぱなしになってたギター弾いてみたらホーリーグレイルがあまりに美しい響きで目覚めきる。ようやく平野台へ。で昼過ぎて帰ってきてすぐ寝てしまって、夜遅く起きてからまた平野台行ってしまった...。おかげで元気になった。

最近、音量って案外どうでもいいんじゃないかなって思い始めた。各楽器のバランスは大前提として大事やけど。音楽として豊かやったら音は小さくても大きくても響くし届く。どれくらいの速度なのか、柔らかいのか硬いのか、鋭利なのか丸みを帯びてるんか。そういうもんの方がよっぽど大切かも。ボロボロになりながらYouTube開いたら踊ってばかりの国のライブ映像がフルで上がっててそれ見ながら考えてた。昔FANDANGOで見たときは何も感じんかったけど、去年リキッドルームと全感覚祭で見れたときはめちゃくちゃ感動したんよな。自分とのタイミングがマッチした時に聴くそういうバンドは最高に沁みる。

 

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こんなに嬉しそうな自分の顔あんまり見たことないな。


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CRYAMYライブ中。


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ここに跳ね返る音達がすごかった。

 

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さんきゅー

 

 

 

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音楽聴くことにさえ集中できんくなった時に頼ってるシンプルにカッコいいやつ。珍しくスカスカじゃないしアッパー。でも押しつけがましいメロじゃないから聴ける。ギターが総じてハイゲインでかっこいい。組み始めた時はCap’n JazzとかDrive like jehuも入ってたんやけどもっと自分を遡って行ったらこうなってしまった。結果的にエナジードリンクのようなプレイリストに。俺のルーツっていうもんに一番近いかも...。